「なんで俺モテないんだろ。」 「モテる要素がないからだよ。」 「ふざけんなブス！」

「もしもし？」 「あ、もしもし？」 「・・・もしもし？」 「俺が誰だかわかる？」 「あ、うん。高橋君だべ？」 「え！なんでわかったの？！」 「声で。」

テスト前 「やっべぇ、俺次のテスト無理だわ！」 「あたしも！勉強してない。」 「一緒に赤点とろう！な？」 「うんうん。」 「いっつも授業中寝てたしな、俺たち。」 「あ！んじゃ、いつも通り一緒にテスト中寝よう！」 「馬鹿かお前！」 テスト後 「ってか…

「ねぇ、佐藤に発情されたってホント？」 「あー、ホントホント！まぢビビったー。」 「キモいな。」 「え、うん。」 「あ、いや、お前に発情すること自体がキモい。」

RRR... 「はい、もしもし？」 「あ、もしもし？ブス？」 「は？」 「ブス？」 「はい。」 「あのさ、古典の訳貸してくれない？」 「え、ないわ。」 「はぁ？！まったくどいつもこいつも使えねぇブスだわ。」 「うっせーよ！ファックスでおくろうか？」 「あ…

「いつも何の歌聞く？」 「んー、色々。」 「演歌とか？」 「演歌だったら『天城越え』とか。」 「喘ぎ声？」 「あ・ま・ぎ・ご・え。」 「そういや、中学生の頃、MDにAVの喘ぎ声録音してたな・・・。」 「バカぢゃん？」 「試合前にテンション上げる為に聞…

「俺のものは俺のもの。」 「うん。」 「お前のものは俺のもの。」 「なぜ！」

「ねぇ、寝息うるさいんだけど、誰の？」 「犬の。」

「ねぇ、田中さんのブラがチラチラ見えるんだけど。」 「良かったぢゃん。」 「良くねぇよ！マヂ勘弁。」 「アピールしてんぢゃん？」 「何アピール？」 「セックスアピール。」

「あー！喉乾いたよー！おーわー！」 「飲む？・・・あたしの唾液。」 「ぐえー！グ、グロい・・・！」 「ムカつく！」 「可愛い子のなら上の唾液も下の唾液も飲めるのになぁ・・・。」 「なんだそれ。」

「ブスは道の真ん中で喋ってはいけません。」 「ん、邪魔だから？」 「だからるんるんも道の真ん中で喋ってはいけません。」 「どういう意味だ。」

「ねぇ。」 「・・・・・・。」 「ねぇ！」 「・・・・・・。」 「ねぇってばー！」 「・・・・・・。」 「シカト？！」 「シカトレンジャーですから。」

「ねぇ」 「やだ。」 「え。」

「お前、そろそろ死んだ方が良いんぢゃない？」

「お前、地球に害を与えてるよ。」

「ねぇ、あたしと田中君だったら、どっちが好き？」 「んー・・・。田中君かな。」 「わーん！フラれたー！」

「なぁ、るんるん。山田と同じ予備校に通えば？」 「えー、そしたら山田が勉強出来なくなるよ。」 「るんるんに集中しすぎて？」 「うん。」 「死ね。」

「何その顔？」 「生まれつき。」

「いってぇー！痛い、痛いーー。」 「どしたの？だいじょぶ？」 「いやぁ、お前に見とれながら歩いてたら思わず前の壁にぶつかった。」 「あはは！なんで見とれてたのよー？」 「可愛いなぁ、と思っててさ。」 「うん、ごめんね、可愛すぎて。」

「誰が書いてるの？」 「るんるんって奴らしいよ。」 「ふーん。誰それ？」 「１８歳の女子大生らしいね。」 「興味ねぇや」 「お問い合わせやメッセはk_i_n_o_k_o_アットhotmail.comだってよ！」 「どうでも良い」